【国語読解】論説文で筆者の主張を支える3つの要素

論説文では、筆者が言いたいただ一つの意見について書かれています。

最初は、国語のテストのあの長い文章の中で言いたいことはたった一つであるということが信じられないかもしれませんが、本当です。

でも、その一つの意見を読者に納得してもらうためには、結論だけを書けば良いわけではありません。

筆者が読者に納得してもらうために、自分の主張を支える内容は主に三種類です。

  1. 言い換え(くり返し)
  2. 理由
  3. 反対意見(比較、反論否定)

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筆者の主張を支える三要素

言い換え

言い換えとは、同じ事を言葉を変えて述べることです。

論説文の文章では、言い換えがとても多いです。

実は、同じ事がくり返し、くり返し、問題文の中で書かれています。

くり返しは、ただ同じ内容が繰り返されているだけでなく、具体例(例え話)、比喩の形でも書かれています。

理由

理由とは、そのまま筆者がどうしてそう考えたかの理由が書かれている部分です。

「〇〇なので、・・・。」
「なぜなら・・・。」
「・・・(な)のだ。」

というように、文章の中で理由が書かれている部分は、比較的わかりやすいです。

特に、三番目の「・・・(な)のだ。」という文末が出てきたら、要チェックです。

反対意見

反対意見は、筆者が本当に言いたい主張の逆の事を述べることです。逆の意見を書くことで、筆者の主張が際立ちます。

反対意見には、比較と反論否定があります。

比較は、なにか別の条件の場合と比べることです。
「アメリカでは、〇〇である。しかし、日本では、・・・。」
「1980年台は、〇〇だった。一方、現在では・・・。」

反論否定とは、考えられる反論を筆者自身が提案して、それを自分で論理的に否定することです。

「たしかに、〇〇かもしれない。しかし、・・・。」
「〇〇という意見もあるだろう。しかし、・・・。」

〇〇の部分が考えられる反論で、・・・の部分が筆者が否定した部分です。

どちらも筆者が本当に言いたい事は、・・・の部分です。

反対意見は、あくまで筆者の主張を際立たせるための脇役なので、文章を読むときは重要度を低めにして読んでいきましょう。

三要素に注目しながら文章を読んでみよう

問題文を読む練習をするときに、この三つの要素を意識して読んでみましょう。

特に、言い換えは多用されています。

文章の該当する部分を丸で囲んで、「ここは言い換え」「ここは理由」「ここは反対意見」とメモする練習をします。

その練習の積み重ねで、テストで問題文を読んだ時に文章全体の構造と流れが頭に入りやすくなります。

練習用の文章は、公立高校の入試問題(論説文)を使うとよいでしょう。

まとめ

筆者の主張を支えるために、「言い換え」「理由」「反対意見」がよく用いられる。

この三つを見つける練習を、高校入試問題でしてみましょう。


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