中学生の問題集の使い方<具体的編>

中学生の問題集の使い方<基本編>で、問題集を使った学習でのポイントを書きました。それでは、実際に問題集を使って学習するときは、どういう風に進めていったよいのでしょうか?具体的な流れを説明します。

問題集の使い方の基本ポイントは、この4つ。
1 問題集1冊につき、ノート1冊を準備する。
2 答えはノートに書く。
3 間違えた問題には印をつける。
4 問題集を最低3回はくり返す。

このポイントにそった学習の流れを見ていきましょう。

 1 机の上に、問題集、ノート、筆記用具を準備する

ポイントで書いたように、問題集1冊につき、ノートを1冊準備しましょう。もちろん、筆記用具も使います。教科書や学校のノート、参考書なども近くにおいておくと、調べたいときにさっと調べられます。

ノートの表紙と背表紙には、問題集の名前を書いておきましょう。探すための時間が短縮されます。

 2 一度問題を解いてみる

問題集とノートの準備ができたら、まずは問題を解いてみます。普通に、「問題集を解いてみて」と言った時にすることだと考えてもらえたら大丈夫。

必ず、ノートに答えを書くこと。考えるために書くことや途中の計算なども必ずノートに書きましょう。

このステップで問題を解くのは、自分がわからない所がどこか知るための確認作業だと思ってください。できなくても、覚えていなくても大丈夫。これから、できるようになればいいのです。弱点を知るためのステップです。

 3 答え合わせをする

問題を解いたら、必ず自分で答え合わせをします。問題を解くだけ解いて、答え合わせをしない生徒がいます… 問題集を解いた意味がないです。料理を作って食べずに腐らせているようなものです。(なんのために作ったの?食べるためでしょ!?)

、もったいない!解いたらすぐに答え合わせをしましょう。間違えたところがあったら、がっくりしないで「できない所がわかってよかった!」と思ってください。本番(テスト)の前に、自分の弱点を知ることができたなんてラッキーです。どんどん間違えましょう~

また、間違えているのになぜかマルをつけてしまうこともよくあります。しっかり、解説の答えと自分のノートに書いてある答えを比較してマルつけをしましょう。ここで、間違いを見つけられなければ、テストの時の見直しで間違いを見つけることができないですよー。

 4 間違えた問題をチェックする

間違えた問題には、チェック(印)をつけましょう。できなかった問題には☆印、答えはあっているけど考え方に自信がなかったものには△印と自分で決めて、問題集の問いの番号のところに書き込んでいきます。

復習をするときの目印になるので、わかりやすいところに毎回同じ印を決めてつけていきましょう。

 5 どうして間違えたのか確認する

ここが一番大切なステップです。一番最初に問題を解くのは、できない所を知るため。

なんのために家庭学習をするのかといえば、できない問題をできるようにするためです。

ここで、解き方がわからなかった問題は解説を読んで解き方をしっかり理解し、覚えるべきことはここで暗記をしてしまいます。ただ、解説を眺めていてもわかった気になっただけということがあるので、ノートの余白に赤ペンでひとつひとつ理解しながら解答を書きこんでいきましょう。

自分で解説を読んでもわからなかった問題は、後から理解できるまで先生や友達に聞いてみましょう。

この段階で、自分が先生のつもりになって間違えた問題の解説をノートに書き込んでいくのもよいですよ。これを続けると、とても成績がよくなります。どの部分でつまづいたのか、何に気づけばよかったのか、もう一人の自分に教えてあげるつもりになってください。人に物を教えると自分の理解はぐーんと上がります!

 6 その日の終わりに、チェックの入っている問題を解き直す

さて、1日そうやって問題集を解いて、自分のできなかった所をできるように勉強したら、最後にもう一度【4】で印をつけた問題を解き直します。【5】の段階で理解したり覚えているはずなので、できるはずです。もちろん答え合わせもしましょうね。

短時間の間に一度復習をしておくことで、記憶が残りやすくなります。

ここでできた問題は、さっきつけた印に斜線をいれておきましょう。斜線がつかなかった問題は、まだ理解ができていなかったり覚えていない問題です。ここが要復習。特に弱点なので、もう一度解説を読んだり、覚えなおしたり、人に聞きましょう。

 7 目次に学習した日付を書く

目次の単元名などに学習した日付を書いておきましょう。細かい目次がないものなら、問題集の解いたページに直接書いてもいいですが、目次に書いた方がひとめでどこまで何回勉強したかがわかります。

全部合っていたページには青文字で、間違えた問題があったページには赤文字で書くことにすると、復習するときにどこが間違えた問題があるのかがわかりやすいです。

少し面倒ですが、自分で問題集ごとにチェックシートを作ってもよいですね。

ここまでしたら、今日の勉強は終わりです。お疲れさまでした!

 8 翌日、前日にチェックの入れた問題を解き直す

さて、一晩寝て次の日です。今日も新しい勉強をしようとはりきっていると思いますが、その前にやることが一つ。

昨日間違えた問題(印のついている問題)を、もう一度復習しましょう。3回目!!めんどくさい!!と思うかもしれませんが、3回目ともなればさらっと短時間で解けるはずです。今日の勉強をはじめるまえのウォーミングアップと思ってこなしましょう。

1日前の記憶がよみがえります。きちんと答え合わせもするんですよー。

ここでも、できたら前日の最後と同じように斜線をいれましょう。斜線が2本の問題は、最初間違えたけどできるようになった問題、1本のものはまだあやしい問題、0本の問題は暗記物はとにかく覚える!理解物は人に聞く!

 9 新しい問題を解く

ウォーミングアップが終わったら、今日の勉強の始まりです。新しい問題で上に書いた【2】から【7】までを行います。

 10 週末に、一週間でチェックの入った問題を復習する

こうして毎日の学習を進めていったら、週末に1週間の復習をまとめてする日を作ります。ちょっと間をあけて解き直す事で、また忘れている問題がでてきます。

それは普通のことなので、がっかりしないでもう一回解説を読んだり、暗記し直しましょう。こうやってちょこちょことこまめに復習をしていると、必ずできるようになりますよ。

何度もくり返していると、答えを番号や言葉だけで覚えてしまうことがあります。それだと意味がないので、答えだけを覚えてしまった場合は、解説の文章も思いだすようにしてみましょう。「これこれこうだから、答えはイです!」などと説明できるようになれば完璧です!

その1週間で間違えた問題が少ないなら、もちろん週末に新しい問題にチャレンジしてもOKです。

11 問題集を解くタイミングは3回

問題集は最低3回解きましょうと言いました。それは、間違えた問題だけでなく合っている問題もです。ですから、【2】から【10】で書いた方法は、問題集を1回解いたと数えます。

では、3回はどのようなタイミングで解き直せば良いのでしょうか。

■1回目は、学校の授業進度に合わせて。
■2回目は、単元が終わった時。
■3回目は、定期テストの前。

この3つのタイミングで問題集を解けば、定期テスト前に問題集を3回解き終わっています。

テスト前に大慌てで、1回解いてみるだけ(下手したら解きっぱなしで復習していない)ということも多いと思います…それでは、間に合わないので、毎日の授業が終わるごとに今日習った所を問題集で確認してみてください。

授業のすぐ後に覚えているのは短期記憶といいますが、これは時間とともに忘れてしまいがちです。2回目、3回目と記憶をなんども呼び起こす事で、短期記憶が長期記憶へと変化します。

大量の問題を1回解くだけなら、問題数が少なくてもしっかりとやりきることが大切です。自分に合った問題の量の問題集を選んでくださいね。


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