遠足は、家に変えるまでが遠足です!
テストは、返却された後までがテストです!
テストが終わると解放感から、ホッとすると思います。数日後に戻ってきたテストをみて、喜んだり落ち込んだり何も感じなかったり・・・。この採点され戻ってきた解答用紙は、宝の山です。これを生かす事で、さらに自分の実力はアップします!
テストが戻ってきたときにする5つのこと
- どの問題が間違えたのか確認
- 間違えた問題を解き直す、調べ直す
- どこから出題されたのかを確認
- なぜできなかったのか理由を考える
- できなかった理由、反省点をメモに残す
それでは、5つのポイントの具体的な方法をみていきましょう!
1. どの問題が間違えたのかを確認
一番初めにすることは、どこを間違えたのかきちんと確認することです。テストが返却された日の授業で先生の解答解説があることも多いと思います。自分はどこの問題を間違えたのか確認して、問題用紙に印をつけておきましょう。
学校で解説の時間がない場合は、家に帰ってから自分で見直して印をつけましょう。
2. 問題を解き直す、調べ直す
学校でテストの解説があった場合も、家に帰ってから自分でまちがえた問題を解き直してみましょう。各教科のテスト復習ノートを作って、そこに解き直します。調べ直したり、それでもわからなかったら先生や友達に聞いたりして、できなかった問題の復習をします。
このテスト復習ノートは、自分の弱点がたくさん詰まっている宝のノートです。見直しやすいようにきれいに書いて大切にしましょう。
3. どこから出題されたのか確認する
テストが戻ってきた後にできなかった問題を復習するところまでは、やっている人も多いかもしれません。この復習で、今回できなかった問題ができるようになるので必要なことです。
その上でもうひとつ大事なことは、テストにおける傾向と対策です。自分がテスト勉強でどこをおろそかにしていたかの確認でもあります。
そのためにも、テストに出題された問題(特に、間違えた問題)がどこから出たのかを確認してください。
・ワークと同じような問題が出た
・新出英単語が出た
・授業中に先生が大事だよと言っていたところが出た(言われた時にノートにメモしておくこと)
・教科書の章末問題から出た
・先生の作ったプリントから出た
・資料集の図の説明など細かいとこから出た
などなど、どんな所から問題は作られているのか?できなかった問題の答えを調べ直している段階で、どこから出題しているのかわかる場合も多いと思うので、解き直した後に科目ごとにどこから出されているか確認してください。
どこから出題されているのかということは、次回のテストの参考になります。
4. なぜできなかったのか理由を考える
次に、間違えた問題がどうしてできなかったのか考えます。
よくテスト後の反省点として、「もっと勉強すればよかった」「家に帰ったらできる問題なのに間違えた」などを上げることがあります。
これ自体は間違えではないのですが、どこをどうやってもっと勉強すればよかったのか、どうしてテスト中にできなかったのか、を考える必要があります。
ここを明らかにしておかないと、結局次のテストでも同じ間違いをしてしまいます。
・ケアレスミスだったのか
・似たような問題がワークにあったのに解けなかったのか
・教科書の細かいところに書いてあったので、覚えなくてもいいやと思っていたのか
・配られたプリントをきちんと覚えていなかったのか
・見たことのない応用問題だったからできなかったのか
・時間が足りなかったのか
どうしてできなかったのかによって、次回のテスト前にするべき対処は変わってきます。基本問題でおとしているものがあったならもっとくり返しワークやプリントを解かなければならないし、教科書に書いてあるのに覚えていなかった暗記問題ならもっと覚える内容を増やさなければならないです。基本問題はすべてできていて応用問題が解けなかったのなら、少し難しめの問題集を購入してテストより前に類題を解いておく必要があります。
言われたことだけをやっているのではなくどうしたら点数があがるかを自分で考えるくせをつけると、これからの勉強や大人になってからの仕事の上でもとても役に立ちますよ!
5. できなかった理由・反省点をメモに残す
今回の反省は、テスト前にこうしておけばよかったな~という気持ちから生まれます。今回のテストの前に戻ることはできないけど、次のテストはやってきます。その時に、今回の反省を生かせるように、3.4.で気づいたことをメモしておきましょう。
ルーズリーフなどに、科目ごとにまとめておいて、テストと一緒にファイルしておいてください。
このメモを次回のテスト勉強の計画をたてる時に参考します。