中学生は英語の授業の前に、予習はしていますか?せっかくノートに書いていても、そのあと見返さなかったり、復習に役立たないことがありませんか。せっかくノートに書くのだから、後から見やすくノート点にもつながる書き方をしましょう。
ノートの書き方
教科書の1つの文法ごとにノート4ページ(見開きの左右2セット)を使います。
(だいたい、教科書の1ページに1文法ですね)
まずは、1セット目の見開き。
①赤枠で囲った部分
いつ、どこを学習したのかを記録します。
・単元番号 (unit, program, Lesson など教科書によって)
・日付
・教科書のページ番号
②青枠で囲った部分
単元のタイトルを書きます。
③黄枠で囲った部分
ノートの右ページに、その単元で新しく習う単語や熟語とその意味を書きます。
右ページの左半分に、英単語を。
教科書に新出単語が書いてあるのでそれを写します。
その下には、発音記号を書いておきます。
右ページの右側には、対応する日本語の意味を書きます。品詞(名詞、動詞、形容詞など)もメモしておきましょう。
単語の日本語の意味は、教科書の後ろのページにのっているはずです。辞書で調べなくていいので、教科書で調べましょう。
ポイントは、英語と日本語を横対応で書いておくこと。
復習するときに、英語だけ、日本語だけと隠して勉強することができます。
④緑枠で囲った部分
新出単語ではないけど、意味のわからなかった単語や熟語を新出単語と同じように調べて書いておきます。
これも、教科書の後ろで調べたらのっているはずです。以前の学年の分ものっているはず。
でも、形容詞の比較級や動詞の過去形など、もとの単語が変形している場合はのっていないことがあります。そういう時は、辞書を使って調べましょう。
見開きの左側。予習の段階ではなにも書いていない部分は、授業中に使う部分です。
新しく習う文法について書きます。
先生が板書した内容や話した内容を書きましょう。
次に、見開き2セット目。ノートのページをめくってね。
①赤枠で囲った部分、②青枠で囲った部分は、上の場合と同じです。
③黄枠で囲った部分
見開きの左ページに教科書の英語の本文を書きます。
ポイントは、行間をしっかりとること。
そして、授業中に先生が本文について説明した内容を、ノートの英文の下にどんどん書き込んでいきます。
この代名詞はなにを表しているか、この部分が新しく習った文法だね、この部分は大事な熟語だ!などと先生は説明しているはずです!
見開きの右側の何も書いていない部分には、日本語訳を書きます。授業中に先生が日本語訳を言ってくれる人は、英文と対応した行に日本語訳を書きます。
たまに、日本語訳を言ってくれない先生がいますが、そういう時は教科書ガイドを購入して日本語訳を確認しておきましょうね!
(教科書ガイドは、教科書の名前と学年を間違えないように買ってください!)
この書き方をおすすめする理由
- 型を決めるとすっきりと見やすい
- 単元名や日付を書いておくと、復習するときにわかりやすい
- 余白をと多くとると見やすい、授業中や復習で書き込みやすい
- 英語と日本語訳を見開きに書くことで、テスト前に日本語訳チェックや英作文の勉強ができる
- 英単語と意味を左右に書くことで、単語暗記の勉強ができる
- 発音記号やアクセントも書いておくことで、音読練習やスペルを覚える時に役立つ
プラスアルファで、さらに効果的な予習方法
- 単語の予習の前に、教科書ガイドのCDで単語を聞く
- そのページで習う文法を確認する
- 自分なりの日本語訳を書く
- 英語の本文をボールペンで書く
1について
先に単語の発音を聞いてから、単語を書いたほうがただ文字を写すよりも覚えやすいです。発音記号との関係もしっかりと時間をとって確認できます。
教科書ガイドは、上で紹介した単語の意味や本文の意味がのっている参考書タイプのものと、教科書の本文、単語やリスニング問題が英語で収録されているCDだけの2種類あります。
教科書ガイドというと参考書タイプのものを思いつく人が多いようですね。でも、もしも学校で日本語訳もきちんと言ってくれる先生だったら、参考書タイプよりもCDを買った方が絶対に良いです!
参考書タイプのものは、学校の授業をきちんと聞いていたら先生がぜんぶ説明してくれる内容なんですよね。
CDで学校の教科書の内容を音声で聞くことができるのは、リスニングや音読の練習に役立ちます。
買う時は、教科書の名前(ニューホライズン、ワンワールド、サンシャイン、トータル、ニュークラウン、コロンブス)と学年を間違えないでね!(しつこい!?)
4の英文をボールペンで書くことについて
本文の内容で先生が説明したことについて、どんどん赤ペンなどで書き込んでいきます。この時、シャープペンでは薄いのでボールペンの方が見やすいんですよね。
あとは、消しゴムで消せないので、集中して英文を書くくせがつきます。
中学生の間は、本文はコピーではなく手書きで書くようにしてください。英文を書くことにまだ慣れていないので、教科書を写すことで素早く英語を書く訓練になります!