【家庭教師の選び方1】失敗しないために最初に決める6つのこと

家庭教師をつけたけど思うように成績があがらない、なんてことを耳にすることがあるかもしれません。そんな後悔をしないために、家庭教師選びをする前にしておくことがあります。

この記事は『失敗しない家庭教師の選び方シリーズ』の1番目になります。
・1 失敗しないために最初に決める6つのこと
・2 センター!?個人契約!?どこで家庭教師を探す?メリットデメリットから
・3 資料請求&体験授業で相性をみきわめよう!
・4 「つけたから成績が上がるはず!」は危険。アフターケアが成績アップの秘訣です

家庭教師をつけようと決めたら、「どこで家庭教師を探したらいいだろうか?」「どの家庭教師センターを選んだらよいだろう?」とすぐに家庭教師を探すことに気持ちが行きがちです。

でも、その前にちょっと一呼吸おいて、家庭教師をつける目的と希望の条件を具体的に決めておきましょう。

そのひと手間で、ぐっと自分に合った家庭教師を選ぶことができます。
お隣の友達にはあっている先生でも自分にはあっていない、そんなことはよくありますからね。

 最初に決めておく6つのこと

  1.  家庭教師をつける目的(何で困っているのか)
  2. 希望する科目
  3. 希望する時間数
  4. 教材になにを使うか
  5. 家庭教師のタイプ
  6. 料金

 1. 家庭教師をつける目的

まず最初にこれだけは必ずやっておいてほしい事。
なんのために家庭教師をつけるのか目的をはっきりさせる!

もちろん成績アップが目的なのですが、成績アップといっても人それぞれですよね。

・入試まで時間がないけど、志望校に入るために〇点足りない。
・勉強をする気はあるのだけど、何をどう勉強していいのかわからない。
・数学だけ点数が悪い。
・授業についていけないけど、どこまで戻って復習してよいのかわからない。
・家庭学習の習慣をつけたい。
・成績がオール2なので、全体的にもう少しあげたい。
・塾に行っても成績があがらなかった。
・国語の勉強法がわからない。
・ノート点や提出物の点数が悪く、内申が悪い。
・学校の授業では物足りないので、応用問題を解く機会がほしい。
・トップ校に進学したいが、学校で習う内容だけでは不十分。
・自分で勉強をしようと思えばできるけど、いつ何をしたらいいのかわからない。

いろいろと学習面で気になることはあると思います。
一度、学習面で困っていることを紙にどんどん書き出してみてください。

そして、全部書き出したと思ったら、その書いた内容を見直して一番改善したいことを決めます
それが、家庭教師をつける目的です。

目的をはっきりさせておくことで、ぴったりの家庭教師を探しやすくなります。

 2. 希望する科目

家庭教師をつける目的が決まったら、次は具体的な条件を決めてゆきます。

目的に応じて、どの家庭教師にどの科目を指導してもらうのかが決まってきます。

  1. 特定の苦手科目があるならその科目を。
  2. 家庭学習のペースメーカーとしての役割を求めているなら5教科を。
  3. その中間として、ある科目はメインで分からない問題を教えてもらい、その他の科目は家庭学習の範囲を決めてもらうなどペースメーカー的役割を

一般的に家庭教師というと科目を決めてそれについて教えてもらって勉強するというスタイルが知られていますが、ある程度の学力がある生徒はどこを勉強するのか教えてもらって学力にあった教材を使って自分で勉強していく方が全体の成績としては伸びやすいです。

ただし、定期テストで平均点ぐらいの成績の科目は、1対1で勉強の仕方から考え方、問題の解き方、学校ワークなどの確認、を家庭教師に指導してもらうとグンと伸びる傾向にあります。

 3. 希望する時間数

目的と希望科目が決まったら、1週間のうちどれだけの時間を家庭教師に依頼するかを決めます。

今までの経験では1回の指導で1科目に1時間は必要だと感じます。それより短いと説明だけで終わってしまったり、本当に生徒が理解できたかを確認する時間がとりにくいです。

ペースメーカー的に利用する場合は実際に一緒に問題を解いたりする時間は少なく、宿題の確認や苦手な問題のチェック、次回までにどこを勉強するか一緒に計画を立てることになります。

科目が増えるとそれだけ宿題の確認をする時間が必要になってくるので、1科目5~10分としても宿題の確認だけで30分程度かかってしまいますね。

苦手科目+他科目ペースメーカーの場合は、1回の指導で1.5時間~2時間必要です。

1週間に2時間の指導をするとき、1回2時間よりも1回1時間を週2回の方が生徒の学習の定着はよいです。

特に、成績が低迷している生徒は勉強の仕方がわかっていないことが多いので、勉強の仕方を説明しても1回でその通りにできることが少ないです。後から、週1回にするにしても最初のうちは週2回など集中的にやり方を覚える期間を取ることがお薦めです。

とはいえ、なかなか家庭教師の方も移動に時間がかかるので、1回1時間だと断られることもあるかもしれませんが。

 4. 教材はなにを使うか

家庭教師の良いところとして、教材を選べるという点があります。通信教育も塾も、教材は指定されていますから。

教材としては、考えるのは次の物でしょうか。

・市販の問題集
・塾用教材
・家庭教師センターが指定する教材
・学校の教科書やワーク
・通っている塾の教材
・通信教育の教材

市販の問題集を使う場合は、自分で希望するものがあればそれを提案し、わからなければ家庭教師の相談して決めてもらうこともできます。レベルに合った問題集を選びましょう。

家庭教師によっては、塾用教材を入手できる場合があります。市販の問題集と同じような価格ですが、質のよい物も多いです。ただし、塾の授業で使うことが前提で作られているので、解説は自分で学習するには物足りないかもしれません。

家庭教師センターが指定する教材というのは、一時期高額な教材の販売でイメージが悪くなっていますが、良い物ももちろんたくさんあります。シリーズとしてそろっているので、継続的に家庭学習をしていくには便利な教材です。

一方で、他の教材(たとえば学校ワーク)については、わからない問題があっても教えてもらえない、など融通が利かない家庭教師センターの場合もあるので、契約前に確認しておいてください。教材代や途中で解約した場合の教材費はどうなるのかについても事前の確認が必要です。

学校の教科書やワークを使った学習はとても大事です。つい新しい問題集を使った方が勉強をしている気分になるのですが、定期テストの基本は、学校の教科書、ワーク、プリントです。

定期テストが平均点以下の生徒の場合は、学校教材を徹底的に学習することをお勧めします。おそらく平均点以下の場合、ワークにもやっていない問題や空欄でバツがついている問題があちこちあるのではないかと思います。

今まで勉強の習慣がついていない生徒だと、他の問題集を使うことで、学校の勉強がおろそかになってしまいがちです。まずは、学校の教材をきちんと使いこなす方法を家庭教師と一緒に勉強していくことが、成績アップにつながります。

学校教材がメインで、その内容を覚えているかできるようになっているかを確認するために市販の問題集を利用するということもできます。数学はたくさん問題を解いた方がよいですね。

塾に通っていてその授業についていけないので家庭教師を頼む場合は、通っている塾の教材を利用することができます。

また、通信教育をやっているけれど、どこをやればいいのか分からない、続かないという場合に、ペースメーカーとして家庭教師を頼む場合は、通信教育の教材を利用することができます。続けることさえできれば、通信教育の教材は本当に質がよく自分で学習しやすいものだと思います。

目的に応じてどのような教材で学習を進めていきたいのか希望を決めておくと、家庭教師との面談がスムーズにいきます。

事前に決められないようでしたら、家庭教師を選ぶときの面談で相談して一緒に決めてください。

 5. 家庭教師のタイプ

次に、どのような人に家庭教師として来てもらいたいか希望を考えます。

  • 学生か社会人か、またはどちらでもいいのか
  • 男性か女性か、またはどちらでもいいのか
  • 家庭教師としての経験を必要とするのか
  • 学歴が高い人がいいのか、気にしないのか
  • 性格や趣味などに特に希望があるのか

家庭教師は、多くの学生がアルバイトとしてやっています。一方で、家庭教師を本業として行っているプロもいます。

気を付けなければいけないのは、プロ家庭教師と言っていても実際はほかに本業があったり主婦であるという大人(学生ではない)のアルバイトをプロ家庭教師と読んでいる場合もあることです。

経験や教え方はプロ家庭教師の方が上手という傾向にありますが、学生家庭教師ならではの良さもあります。

年齢が近いことでの親近感や憧れを持つ生徒も多いですし、金銭的な対価を考えずに一生懸命1人の生徒のことを考えたり準備をしてくれる大学生もいます。しかし、ただの時給の良いアルバイトとしか考えていなかったり、どうやって教えたら効果的なのかわからなずただ一緒に勉強するだけのことになってしまう大学生が多いことも現実です。

大学生家庭教師は当たりはずれが大きいと言えますね。

性別については、生徒と同性の先生を希望することが多いようです。
私自身も学生自体は、100%近く女子生徒でした。

プロになってからは年齢も上がって同性ならではの良さが感じられないのか、男女半々くらいの生徒です。

女子生徒には、女性家庭教師をつけた方が問題が起こる可能性は少ないと思います。

もちろんほとんどの家庭教師が真面目に勉強を教えることしかしませんが、女子生徒と男性家庭教師のトラブルはいくつか聞いたことがあります。逆は今のところ直接の話を聞いたことはありません。

家庭教師としての経験があるかどうかも気になるところです。

経験のある家庭教師の方がよいと思われる生徒は、学校の授業にまったくついていけていない生徒や私立などの超トップ高校を目指している生徒です。

ただし優良な家庭教師センターを通した場合だと、経験のない学生アルバイトの家庭教師であっても、経験豊富な社員が学習計画の提案を行ったり教師に指導方法を教えたりと、プロならではの知識と経験と学生ならではの親近感や若い情熱という両方の良い面をうけることができます。

学歴に関しては、高学歴な人が上手に教えられるかというと、そうでもありません。中学生の学習内容がしっかりとわかっている先生であれば学歴はそれほど気にしなくてもよいでしょう。

できる人ほどわからない人がどこでつまずいているのか理解できないこともあります。

ただ、現在は名前だけ書けば全員入れるような大学があることも事実です。
最低限、生徒が志望する高校と同じレベルの高校に通っていたことを条件とすると間違いありません。

地方から近所の大学に進学してきた大学生の高校などはわかりませんが、その大学の偏差値レベルでおおよその学力がイメージできるのではないでしょうか。

生徒にとって家庭教師と性格が合うことは重要です。

嫌いなタイプの人と1対1で長時間いるのはつらいですよね。

明るい人だったり逆に落ち着いた雰囲気が良かったり、同じような部活をやっていた人だったり。学校や塾と違って、先生をある程度選べることができるのが家庭教師のよいところです。

 6. 料金

ここまで、希望の条件を細かく考えてきましたが、ご家庭にとって金銭的負担はとても重要ですよね。

学生アルバイトの家庭教師の時給は年々下がっているように感じます。個別塾が増えてきたせいでしょうか。

家庭教師を頼む場合に、一般的にかかる費用は次の3つです。

  • 指導料
  • 管理料
  • 交通費

家庭教師の1時間当たり指導料は、ピンからキリまでありますが・・・
個人契約の場合、一般的な学生で1時間1500円~2500円、プロだと 3000円~上限なし というイメージです。地域差もありますし、医学部の学生や有名大学の学生になると高くなる傾向があります。

家庭教師センターを通す場合は、指導料が個人契約の相場より高くなる傾向にあります。

また、家庭教師センターを通す場合は、指導料以外に毎月の管理料や入会金がかかる場合があります。
これも家庭教師センターによって違いますが、管理用は毎月3000円~5000円かかることが多いようです。

家庭教師センターを通す場合は、センターごとに指導料以外にどれだけかかるのか最初に確認しておいた方がよいです。

交通費は、ご家庭もちになるケースが多いです。バスや電車の場合だと実費、車の場合だとガソリン代からから換算して1回あたりいくらと決めるケースが多いです。

これら3つを合わせて、月当たりいくらまで家庭教師に出せるのかを決めておくとよいです。

理想の時間数や家庭教師の種類(学生・プロなど)だと予算オーバーになってしまうことも多いと思います。

その時は、一番最初に決めた目的を思い出してください。
この目的を達成するためには、どの条件はゆずれてどの条件はゆずれないのか、そこを大切に条件を見直してくださいね。

まとめ

細かい条件を決めていくことは、一見手間がかかるように見えます。

でも、ただなんとなく家庭教師を選ぶよりも失敗せずに探すことができるので、一度家族で紙に書きだしてみてください。

目的をはっきりすることで、家庭教師との面談でもご家庭主導で話を持っていくことができます。

目的達成のために必要な教材や指導回数など、自分たちだけでは決められないこともあると思います。面談の時に、ぜひ相談なさってください。その回答で、家庭教師の質がわかるということもあります。

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