前回のブログで、「とにかく授業に集中することが大事!」と書きました。
全身全霊魂をこめて授業に参加していると、必ず成績は上がります。
それでも、「それはわかっているんだけど…」って思っていませんか?
なかなか集中できない。
気がつくと、ぼーっとしちゃっている。
聞いてるつもりなのに、知らない間に先生の話が進んでいる・・・
そんな経験がある場合は、いくつかのことを注意すると授業に集中しやすくなります。
試してみてね。
授業をより効果的なものにするためには、「聞く」「理解する」「覚える」
授業中には、先生の説明を聞くことが大事です。
そして、その内容を理解することも大事です。
最後に、できれば重要な内容を授業中に覚えてしまいましょう。
この3つがばっちりできれば、復習の手間が少なくなりずいぶんと楽になります。
「集中して聞く」ために大事なこと。
まずはじめに、「授業は全部集中して聞くんだ!」と自分で決めてみてください。
今まで、ぼーっとしたり、たまに窓の外を見ちゃったり、友達にメモを回したり、そんなことをしてたけど、今日からの自分は違う。
さようなら昨日までの自分。
単純ことだけど、「よし!一語一句残らず聞くぞ」という意気込みがあると、それだけで授業への集中度がアップします。
次に、睡眠不足はなによりの大敵。
自分では聞こうと思っていても、睡魔が襲ってくるとどうしようもありません。眠くてもちゃんと聞けている、と思っていても、実は聞けていません。
今まで家庭教師などをやってきて、目は開いているけれど目に光が宿ってないな!?と思う生徒は、だいたい睡眠時間が少なかったです。本人は眠くないって言うんですけどね。
授業が面白くないから眠くなる、と言いたくなることもあると思います。
そりゃ、おもしろい授業の方が集中できるでしょう。
でもね、おもしろかろうが、おもしろくなかろうが、中学校の授業は受けなくちゃならないんです。
どうせ聞かなくちゃいけないなら、その面白くない授業でも真剣に聞きましょう。必ず自分のためになる内容があるはずです。
そして、最初から最後まで授業を聞くための訓練にとてもいいことは・・・
口癖のある先生なら、その口癖を数えてみる。
「○○だよ、ね。」なんて言う先生はとってもいいですね(笑)「ね」の数を数えてみましょう。
数字を覚えていたら、授業の内容が覚えられないので、先生が「ね」を口にするたびに、ノートのはじっこに小さく「正」の字を書いてみるのです。
これをするためには、最初から最後まで先生の話している言葉を聞きもらせません。
そして、最後にこれは「覚える」にも繋がるのですが、先生が何かを説明している時は「先生の顔(口)」を見るようにしましょう。
黒板や教科書の説明をしている時も、ずっと黒板や教科書を見ているのではなく、先生の顔を見るとより話している内容が頭に入ってきます。
特に、ノートを書くことに一生懸命になりすぎて、先生の話がBGMになっていないか注意してね。
先生の説明を聞かないことにははじまらない
というわけで、今日は「授業を集中して聞く」ということについて書きました。
聞かないと、内容を理解することも覚えることもできません。
まずは、「一語一句残らず聞くぞ!」という呪文を、授業開始の挨拶の時に心の中で唱えてみてください。