国語の読解問題対策には、問題集をする前に文の読み方を勉強しよう

国語の読解問題は他の科目のテストと比べると、なんだか雲をつかむような気がしませんか?

テストを終えても戻ってくるまで、合っているのか間違えているのか自信がない。問題集を解いて解説を読んでなんとなくわかった気になっても、次に別の問題を解くときに今までの勉強がどう役立ったのかわからない。

国語の読解問題で点数をとるための勉強をしようと思ったら、問題を解く前に国語のテストで問われていることはなにか、問題文をどう読めばよいのかを知ることから始めましょう。

読解問題は、文章に書いてあることを答える

国語の問題では、「次の文章を読んで、問いに答えなさい。」という意味の一文が最初に書いてあります。

国語の読解問題は、「問題の文章にはなんと書いてありますか?」と聞かれているのです。

そして、それぞれの問いには、「筆者は、どう考えていますか。」や「〇〇(登場人物)は、なぜそう感じたのですか。」などと、必ず主語が書いてあります。

筆者はなんと言っているのか、筆者の言いたいことはなにか、小説問題なら登場人物の気持ちはどういうものなのか、それについて答えるのが国語の読解問題です。

筆者や登場人物を現実世界で向き合っている相手だと考えると、わかりやすいと思います。相手の話の言いたいことはなんなのか、今どんなことがあって相手はどんな気持ちなのか。

コミュニケーションで一番大切なことです。

相手の意見や気持ちを無視して、自分の言いたいことを勝手にしゃべっていてはだめなように、
筆者の意見や登場人物の気持ちを無視して、自分ならこうだよな~と勝手に意見を書いてはいけません。

自分の意見を書くのは、読解問題ではなく作文の問題で書きましょう。作文の問題には、「あなたは、どう考えますか。」と主語があなたになっているはずです。

問題文の読み方を勉強する

さて、国語の問題では、長文を読んでその内容について答えていかなければならないということをわかってもらえたと思います。

でも、長文はちゃんと全部読んでいるよ!という中学生がほとんでしょう。
読んでいるけど、解けないんだよー、と。

国語の問題の、「次の文章を読んで、問いに答えなさい。」という最初の文は、

数学で言えば、「次のグラフを見て、問いに答えなさい。」
理科で言えば、「次の図を見て、問いに答えなさい。」
と書いてあるのと同じことです。

数学のグラフや理科の図は、習った単元でその見方を教えてもらっています。そのグラフや図を正確に読んで、答えるわけです。

では、国語の文章の読み方は習ったことがあるでしょうか?

国語の授業でも、実は文章を正確に読んでいます。
毎日の授業でやっていますよね?文の解説を先生がしてくれているはずです。

でも、読んでいるのは先生ではないでしょうか。

読み方は教えてもらっていません。「テストでこういう問われ方をするから今このように文の解説をしています。」と教えてくれる先生はなかなかいないと思います。

また、授業ではゆっくりと進んでいるので、テスト中にも同じように読むと思っている中学生は少ないのではないでしょうか。、

ですから、自分で問題文の読み方を勉強することが大切です。

読み方を勉強するための参考書

国語は独学が難しい科目ですが、国語読解のテストってこういうものだよ、こんな風に文を読んでいけばいいよ、という内容の参考書も徐々に増えてきました。

いくつかお勧めの本を紹介します。

高校生用の本ですが、これから紹介する本の中では一番とっつきやすいです。

高校生向けなので現代文と書かれていますが、中学生でいうと古文や漢文以外の「普通の文」と考えてもらえばよいです。

国語のテストの読み方の、もっとも基本で大切な部分がやさしく書かれています。
第一部の[1]がとても重要です。

本文をもとにして答えを考えるということはどういう事かについて書かれています。

[3]より後は中学生には難しいかもしれないので、とにかく[1]の30ページを繰り返し読んで客観的に読むとはどういうことかを理解しましょう。
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国語のテストで文章を読むときに、客観的・論理的に読まなければならないことはわかった。
では、実際に何に注意して読んでいくのがよいのか?

そのヒントとなる本です。
国語力を「言いかえる力」、「比べる力」、「たどる力」の3つにシンプルにまとめています。

長文は出てこなく単語や単文での例だけですが、意識をすることが3つだけなので覚えやすいです。

この本自体は、中学受験の親用の国語勉強法の本です。
この本をもとに作られた問題集も市販されているので、その問題集で国語力アップのために3つの力について練習をするとよいでしょう。

小学生版と書かれていますが、中学生から高校生まで使えると本文中に書いてある通り、中学生にとっても有用です。なにより、小学生向けなので、すべての漢字にルビがふってあり、漢字が苦手な中学生でも勉強ができます!

問題集は長文読解ではなく、3つの力をつけるための練習問題です。文を自分で作る練習もします。

直接、長文の勉強をするわけではありませんが、この3つの力について理解しておくと、長文を読んだときに「ここ部分は、言いかえているな」とか「この理由は、こうたどっていけばよいんだな」とわかります。

問題集だけでなく本も何度も繰り返し読みましょう。

読解の勉強を始めたばかりの人には、とてもおすすめなセットです。
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塾の先生が話言葉で、国語の読解ルールについて書いています。

27のルールについて書かれていて、時々筆者が作った物語で問題も作っています。

読みやすい文章なので、本を読むのが苦手ではない中学生ならスラスラと読めると思います。
ただし、文章量は多いですし、ルールが27個もあるので、一度に覚えるのは難しいです。

何度も繰り返し読むことが必要になってきます。
文庫本なので、気軽に何度も手に取りやすいですね。
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こちらも中学受験の親向けの本です。
読解テクニックの本です。

今までに紹介した3冊とは違って、論説文、小説、随筆の3パターンに分類して読み方をそれぞれ書いています。

3パターンの学習方法の手順について細かく書かれています。

問題集も出ていますが、文章を要約してまとめることが必要なので、国語が苦手な生徒がはじめから一人でするには難しいかもしれません。まぁまぁ国語はできるし、文を読むのも苦ではないけれど、いつもなんとなくしか答えを出せないという中学生には向いています。

本自体は大人向けの本ですが、文字も大きいですし難しい漢字も使われていません。

小説は普段はストーリーが楽しくて読むものだと思いますが、テストの時には全然違う読み方をすると答えを導きやすいんだいうことがわかる一冊です。

まとめ

国語の読解の勉強には、中学生向けに限らないでよい参考書を利用するのがよい手です。

ただ目の前にある問題をひたすら解いて、答え合わせをして、解説を読んでも、なかなか国語の点数アップにつながらないという経験を持つ人も多いでしょう。

急がばまわれで国語の長文問題を解かずに、文章の読み方の勉強をしてみると、設問で何を問われているのか理解しやすくなります。

これらを理解したうえで中学生用の解説がしっかりしている問題集を解くと、実戦の力がついてきます。


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