中学入学前の国語の勉強

中学に入ってから国語の問題を解けるようにするために、基礎力をこの時期につけておきましょう。中学で勉強したり高校入試で出題される文章は、普段の生活で使っている言葉より難しく感じるものも多くなります。問題文を読めないと設問に答える事もできないので、文を読めるようにしておくことが大切です。

中学入学前にぜひやっておくとよい国語の勉強

1)小学校で習った漢字の読み書き

小学校で習った漢字の読み書きをできるようにしておくことが大切です。

漢字が読めないと、国語の文章を読んでいても意味が内容を理解することができません。
また、高校入試の書き取り問題では、小学校で習ったものからも出ます。

中学生は勉強の量も増えて部活もしたりと、とても忙しくなります。
なかなか小学校の漢字の練習をじっくりする時間が取れなくなるので、入学前に小学校分を書けるようにしておくととてもよい貯金となります。

小学校で習う漢字が1冊にまとまっている問題集を使ってどんどん練習していくとよいですね。

小学漢字1006の書き取りテスト: テスト形式で徹底チェック! (漢字パーフェクトシリーズ)

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この問題集は書き取りテスト形式なので、漢字を書けるかどうかのチェックができます。

次の本は同じシリーズで、漢字の書き順と読み方の例が載っています。漢字が苦手な生徒は、問題を解くだけでなくこちらの本も利用して、多くの読み方にふれるとよいですよ。

正しく書ける 正しく使える 小学漢字1006 (漢字パーフェクトシリーズ)

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どちらもアマゾンで本の中の見ることができるので、参考にしてみてください。

また漢字学習のモチベーションアップのために、漢検を受けることもお勧めです。
5級で小学校終了程度です。

小学で習う漢字は全部で1006字。さぁ、どれくらい覚えているかな?

 2)文章の音読

漢字と合わせてぜひやっておくとよいことは、日本語の文章の音読です。

中学に入って国語が苦手な生徒は、文章をすらすら読めないことが多いです。読むのに時間がかかってしまい、問題を解く時間がどんどん少なくなってしまいます。

黙読では読めていたつもりの漢字も、いざ音読となると実はあやふやだったことに自分で気づくこともできます。

学校の教科書の文章でもよいので、一日3回同じ文章を音読してみましょう。
同じ文章を何度も読むのは、繰り返すことでスムーズに読めるようになるからです。

これは国語が苦手な生徒だけでなく、得意な生徒にも効果的な勉強法です。
普通の速さでスラスラと読める生徒は、2回目、3回目はどんどん読むスピードを速くしてみましょう。

逆に、3回読んでもつっかかって上手に読めない場合は、次の日も同じ文章を練習してみましょう。
文章量は1日1~2ページ分でOKです。どこまで上手に速く読めるようになるかな?

文を読むのが得意で教科書は最初からスラスラ読める生徒は、読む文章の素材として中学入試の問題文を使用してみてはどうでしょうか?

2014年度受験用 中学入学試験問題集 国語編 女子・共学校

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銀本といって、首都圏の国・私立中学の過去問をまとめたものです。

女子・共学版と男子・共学版に分かれています。多くの問題が掲載されているので、自分で気になる文章を音読用に選んで使ってみてください。

読書が好きな生徒は、読んでいて気になる話があれば図書館などでもとになる本を借りて読むのも楽しいですよ。

3)入学前に好きなテーマの本を1冊読んでみる

今の中学生の親世代は、中学時代に「国語の成績をあげたければ読書をしましょう。」と言われた人も多いかもしれません。
時代は流れ、現在は「読書をしても国語の成績はあがらない。」と耳にすることが多いです。

確かに短期的に国語の成績を上げるには、読書をするよりももっと効果的な勉強法があります。
けれども、読書をすることで身につくことは実はとても多いのです。

日常的にある程度のボリュームのある文章を読んでいない生徒は国語の問題文を読むことにも手こずります。また、中学生の段階では経験値が少ないですが、本を読むことで疑似体験をしているとテストで切り取られた文章を読んでも内容を理解しやすくなります。

朝の読書タイムをとっている学校も多いですが、ぜひ中学に入る前に薄くてもよいので本を1冊自分で選んで読んでみましょう。

サッカーをやっているならサッカー選手が書いた本でもいいですし、お菓子作りが好きならパティシエの書いた本、小説が好きなら小説コーナーをぶらぶらして中をめくって、好きそうな話を選んでください。宇宙に興味があるなら、宇宙飛行士の書いた本もあるし、世界中を旅行した人が書いた冒険の話もあります。

図書館で自分がいいな~と思える本を2~3冊借りてみてください。
借りて読んでみて、ちょっと合わないなと思えば、その本は読まなくても大丈夫。

読書は面白くなくても最後まで読まなくちゃいけないものじゃなくて、本の中に広がる自分の知らない世界とわくわくしながら出会うものです。楽しむものです。

漢字が苦手な人は、ふりがながついている児童書から選んでね。

図書館や本屋さんで実際にで中身を見て気になる本を選ぶのが一番ですが、何を選んでよいのかわからない場合は小学生向けのおすすめリストを参考にするのもよいですね。

小学生はこれを読め!

「小学生はこれを読め!」編集委員会 北海道新聞社 2011-09
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この本は、北海道のちょっとこだわりのある本屋さんが監修していて、小学生にお勧めの本が600冊以上リストアップされています。中学生向け、高校生向けもそれぞれ出版されています。

できればやっておくとさらによい国語の勉強

ここからは、国語のテストでよい点数をとるため勉強の最初の一歩です。

1)文章を論理的に読むための基本の学習

中学の定期テストでは、学校で学習した文章を使った問題が出題されます。
しかし、実力テストや入試では初めて読む問題文の内容を理解し、設問に答えなければなりません。

学校で学習する文章では、授業中に先生が「ここの部分ではこういう事を言っている。」、「この作品のテーマは〇〇である。」と解説をしてくれますが、実力テストや入試では文章読解を自分でしなければなりません。

何を書かれているのか論理的に理解するための学習をすると、読解力がのびていきます。(漢字が読めることや使用されている語句の意味がとれることは大前提です。)

そのために、読解テクニックの基礎となる問題集で学習しておくと、後々役に立ちます。

一人で学習しやすく、文の組み立て(主語や述語)や文章の要点を探し出す練習ができる問題集はこちらです。(シリーズになっているものですが、まずは「基礎国語力編上下」を)

出口汪の新日本語トレーニング〈1〉基礎国語力編(上)

出口 汪 小学館 2007-03
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もう1冊のお勧めは国語の読解に問われる内容をシンプルに3つ(「言いかえる力」「くらべる力」「たどる力」)にまとめ、それぞれの学習ができます。この3つを意識してテスト問題文を読むと長い文章も自然と頭の中で整理されるようになるので、その基礎力をつけるためにはとても良い問題集です。

ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集〔小学生版〕

福嶋隆史 大和出版 2010-07-06
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どちらも1度学習しただけでは身につかないので、繰り返しやってみましょう。
そのためにも、問題集に答えは書き込まずにノートに書いてね。

ふくしま式は自分でマル付けをするには難しい記述問題もあるので、親に見てもらったり解説を読んで自分で書いた答えと模範解答の同じ部分や違う文をチェックしましょう。そして最後に、模範解答を自分でノートに書き写してください。正しい日本語の文章を書く練習になります。

2)国語のテスト問題に慣れておく

1)の問題集は、読解力の基礎をつけるための勉強なので、テストの問題形式にはなっていません。

さらに余裕があるのなら問題文&設問形式の問題を解いて、どのような問われ方をするのか確認しておくのもよい経験です。

国語があまり得意でないなら、基本的な問題集を。
小6国語をひとつひとつわかりやすく。

国語が得意なら、中学受験の問題集で力だめしを。
首都圏模試受験生の2人に1人が解ける基本問題 国語

まとめ

国語は学校の勉強だけでなく、日本語を母語として生まれてきたからにはこれから生きていくうえでとても大切な科目です。

書かれている事や相手の言いたい事を正確に理解して、情報や自分の考えを話し書く必要がでてきます。

そのためには、土台となる漢字の読み書きと文章を読む訓練を大事にしてください。

その基本ができたうえで文章を論理的に読む練習をすると、文章に書かれている内容を理解することができます。



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