中学入学前の理科の勉強

中学入学前に、なにか特別な勉強をしておいた方がよいか気になる方も多いでしょう。ここでは、理科について必要なことを書いていきます。

中学入学前に理科の勉強は必要か

中学の理科では、小学で習った内容をより深く詳しく勉強していきます。

生物や地学の分野の単元では、多くの用語を覚えなければいけませんし、物理や化学の分野の単元では計算も出てきます。

しかし、中学では1から新しく勉強をするので、理科の場合小学の範囲を改めて復習しておかなければならないということはありません。

もちろん小学の復習をして損することはありませんが、全範囲を復習するには時間がかかります。

理科の全範囲の要点をコンパクトにまとめた良い問題集というものがないんですよね。3年から6年までの問題集をすべてやるには時間がかかりすぎてしまいます。

(中学受験用のものはありますが、公立中学に進む場合には習っていない内容が多いため適していません。)

中学入学前の時期は理科の復習に時間をかけるより、算数や社会の復習をしておいたほうが中学の勉強はスムーズに進みます。

そして、中学に入ってから数学や社会の勉強がスムーズに進むおかげで、理科の勉強をする時間もしっかりと取れるというわけです。

とはいえ、入学前に確認しておきたいこと

全範囲の復習はしなくても、中学に入ってから理科の授業で困らないために確認しておいてほしいことはあります。

中学の理科でつまずきやすい事の1つとして、計算問題があります。

算数や数学で習っている計算方法のため、理科の授業では「こういう場合は、〇〇を計算で出すのだよ。」という説明しかされませんが、その〇〇を出すための計算ができない生徒もよくいます。

具体的にいうと、
比例(物質の反応量を表から読み取る問題がでてきます。)
比の計算(A : B = C : D のとき、AD = BC )
濃度の計算(食塩水の濃度(%)= 食塩の量÷食塩水の量 × 100)

この3つは、理科でよく使う知識なので、算数の復習でしっかり確認しておいてください。

理科が得意な生徒は

理科が好きで得意な生徒は、入学前の短い期間に問題集などで勉強するよりも、興味のある分野の本をたくさん読んだり、実際にいろいろな経験をした方が絶対にためになります。

星を見たり、自然とふれたり、家庭でできるちょっとした実験をやってみたり。

小学時代の理科は、身近にあることがテーマでイメージがわきやすく覚えようと思わなくてもテストではよくできたという子どもも多いのではないでしょうか。

中学、高校と進むにつれて、だんだんと理科は目で見えない内容へと細かくなっていきます。

肉眼では見えない内容を理解することが難しく、小学では好きだった理科が中高になると嫌いになってしまう生徒も残念ながらいます。

けれども、小さな頃から多くの体験をしてきた子は、目では見えなくても習った内容を自分の体験と重ね合わせて理解することできます。

私が子供のころは、どこの公園でも見かけたシーソーが最近は減ってきているように感じます。生徒に聞くと乗ったことはないと言います。

子どもの頃シーソーに乗った経験があると、「力の作用」の支点、力点、作用点のイメージがよくわきますし、体重が軽い子と重い子で遊ぶ場合(つりあわせるに)はどちらに移動すれば良かったのか体で理解できているんですよね。

これは一つの例ですが、自分で経験したり見たことの科学的な根拠がわかった時に、「あー、だからか!」と気づくことは楽しいことです。どうしてだろう?と新たな疑問にもつながります。

ですので、参考書でたくさんの知識を覚えるだけでなく、どんどん実際の体験をしてほしいと思います。

博物館や科学館へ行くこともお勧めです。

理科が苦手で何もしないで中学にいくのが心配な生徒は

小学時代の理科が苦手でやっぱりなにかしておかないと不安!という方もやはりいるかもしれません。

その場合は、4教科(または英語も含めて5教科)まとまった中学入学前の問題集が出ているので、その理科の部分を繰り返し学習してもよいですね。

問題数が少ないので、本当にどうしても押さえておかなけらばならない内容だけが載っています。

その最重要項目で知らなかったり覚えていない内容を、何度も繰り返してください。
何度もやるのは嫌になるかもしれませんが、この時期に「問題集は繰り返しできるようになるまでやる」ということが身につくと、中学に入ってから全教科の勉強の基礎にもなります。

できなかった問題にチェックを入れて、できるようになったら、そのチェックの上に花丸を書いて消してあげると達成感がわきます。

そして、やっぱり問題集だけではなく、日常で理科の楽しさを感じる体験もしてほしいと思っています。

中学理科へ向けての心がまえ

中学の理科は、小学の理科よりもグンと難しくなります。

その理由は、上で書いたように目で見えないことを習うので想像力が必要な事、細かい用語や事柄を覚えなくてはいけないこと、計算問題が多く出てくることなどです。

ですので、中学に入ったら理科はきちんと勉強をして暗記もしなければならない、と入学前に知っておいてくださいね。

この心がまえがあるだけでも、授業に対する姿勢が変わって記憶に残りやすくなります。



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